快適な家をつくるには
快適な家をつくるための4大性能
- 断熱性能
- 気密性能
- 換気性能(全館換気システム)
- 空調性能(全館空調システム)
家を建てる上で欠かせないのがこの4つの性能です。
通常、家の性能を語る時、断熱等級はいくつであるとか、気密の数値はどうだとか、性能をそれぞれの数値として語られることが多いと思います。
しかし、本当に快適な住宅を作ろうと思えば、これらの4つの性能は、お互いに影響しあい、単独の性能がどれだけ高くとも意味はなさず、全ての性能を同時にバランスよく検討することが必要不可欠なのです。
どれかひとつの性能が欠けてしまうだけでも、全体のバランスを失い、不快な家になりかねません。
それぞれの性能がしっかりと機能することで、初めて本当の快適な住宅が実現するといっても過言ではありません。
性能が低いとどうなるの?
- 断熱性能が低いと、冷暖房機器の空調の熱が蓄えられず、エネルギーロスが大きくなります。
- 気密性能が低いと、壁内結露などのカビ被害や、換気も不十分となり、不健康な住宅になります。
- 換気性能が低いと、気密された家では空気が動かず、汚染された空気が充満してしまいます。
- 空調性能が低いと、空調機からの嫌な気流を感じたり、温度ムラの大きい不快な家になります。
負の連鎖
以上のように、それぞれの性能同士が密接に関与しているため、断熱・気密・換気・空調のうちひとつでも欠いてしまうと、本当に快適な暮らしの実現は難しいのです。
4大性能が満たされると
- 断熱性能が高いと、冷暖房効率が上がり、省エネルギーが実現します。
- 気密性能が高いと、壁内結露を防ぎ、計画換気を有効に働かせて断熱性能を発揮させます。
- 換気性能が高いと、花粉やPM2.5を遮断し、密閉された中でもパワフルに換気で、新鮮な空気を家中に満たします。
- 空調性能が高いと、家中の温度ムラが少なく、気流を感じない快適な空気調和が家族を優しくつつみます。
家族みんなの
健康をサポート
この4つの性能を満たすと、次のような快適ライフが待っています!
こんな暮らしがあなたを待っています!
いつでも新鮮な空気が保たれて、窓を開けて換気をする必要がありません。
- 外気の花粉や騒音などを室内に持ち込まない快適な暮らしが可能です。
- 高い換気能力でほこりも一緒に吸い出してしまうため、ほこりも減ってお掃除も楽ちんです。
一年中家の中では裸足と薄着、布団は薄い夏用の羽毛布団一枚で暮らせます。
- 外気の夏の暑さや冬の寒さを忘れるほどの、一年中心地の良い暮らしが可能です。
- 温度ムラをつくり、低温やけどの原因にもなり得る床暖房は不要です。
ヒートショックがなく、気流を感じない優しい空調は、
一度体験してしまえばもう戻れません。
- 壁掛けエアコンをあちこちに設置する必要もなく、機械は隠ぺいもできるので、インテリアを損ないません。
- お風呂やトイレもほんとんど温度差がなく、身体に負荷がかかりません。
耐震性能
家族の命と財産を守る家つくりで欠かすことが出来ないのが、耐震性能です。
近い将来起こり得ると言われている大地震を想定して、安全な住宅を作ることは不可欠です。
耐震性能の高さは等級1、等級2、等級3の耐震等級に分けられています。
耐震等級1は建築基準法で定められている耐震基準と同程度の性能とされており、数百年に一度発生する(震度6強から震度7程度の)地震に対して、倒壊・崩壊せず、数十年に一度発生する(震度5強程度の)地震に対して、損傷しない耐震性能をを持つことを示しています。
例えば、2016年に熊本で起きた地震は震度7でしたが、こうした地震を想定した基準だと思えばわかりやすいでしょう。
等級2は等級1の1.25倍の地震に耐えられ、等級3は等級1の1.5倍の地震に耐えるとされています。
かなた建築工房は、耐震等級への対応はもちろんのこと、基本プラン当初から耐震性能を重視した間取りを提案し、安全を最重要視した家づくりを行っていくことはもちろんのこと、制震住宅への対応も取り入れております。
お気軽にご相談ください
耐震性能とデザイン
デザインを優先するあまり、耐震性能を疎かにしたり、高い耐震性能を求めて、デザインを妥協してしまうという話もよく耳にします。
私たちは設計事務所も開設している強みを活かして、耐震性能とデザインの両立をご提供いたします。
高いデザイン性は安定した構造に宿っているもの、外観や間取りの美しさは構造的な安定に直結しているものです。
美しく、安全で、快適な住宅を作ることが、かなた建築工房の願いです。